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「ツアー添乗員養成講座」第5回受講記 

   本日の講師は株式会社旅行綜研ツアーコンダクター村上真希子氏。
マスコミでCMの仕事を経て添乗員になって10年、いまや年間250日、海外旅行に添乗しておられます。今回も「お客様アンケート」に関する話が出ました。


自分と波長の合わないお客様からも貰わないといけない。きびしい内容のこともあるが、旅行会社に報告したらそこまでで忘れることにしている。→ good!これしかないでしょう。


英語はペラペラと思いきや、ご本人曰く、100の単語を使えれば十分。 → う~ん ご謙遜を。
添乗員はスーパーマン聞かれたことにはすべて答える、知らないことでも。状況を見極めて、お客様の期待する答えを、ベストな言い方で。


パンフレットを読みこなす
 お客様も、添乗員も、よく読むことが大切。移動の所要時間や、観光地の滞在時間などが概ね表示されている。同じツアーの設定期間中の旅行代金の差は、主に航空運賃の差であって、サービス内容の差ではない。得てして高い方の代金の日に参加するお客様ほど、写真くらいしか見ていない。

   添乗員としての喜びは、お客様から褒められることはもちろんだが、それより同じツアーの運行に関わる現地のガイドさんやドライバーさん達から「あなたのツアーのお客さんは、いい客ね、リラックスしていて」と言ってもらうことだという。また、お客様ばかりでなく出先で居合わせた同業の添乗員にも配慮し、サービスの差をお客様に気づかされないようにすることなどにも留意している。


ここまで来て一人前ということなのですね。感心するばかりです。一流の添乗員の気配りを教えていただきました。

(受講生 記)